さまざまなびわの葉療法 是非お試しください
枇杷の葉を直接患部に貼る方法

ビワの葉は色の濃い古い葉を使用します。これを患部に当てて貼っておくと、体温によりビワの葉が温められて薬効成分が少しずつ皮膚から浸透し、痛みや腫れがとれたりします。
例えば、捻挫や末期ガンの痛みに奏効したという事例があります。体温で葉がすぐにバリバリになるので、葉の上にラップや油紙を貼っておくとより効果的です。

枇杷の葉を直接患部に貼る方法の図
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枇杷の葉を直接患部に貼る方法

臨済宗の寺、金地院(こんちいん:静岡県引佐郡細江町)で河野大圭(こうのたいけい)師が行った療法でこれにより難病に苦しむ20万人以上の人々が救われたと言われています。
緑の濃い厚手の生葉の光沢のある表面を焦げない程度に火であぶり、2枚合わせて両手で10回ほど 擦り合わせ、これを1枚ずつ両手に持って熱いうちに皮膚に直接密着させ、押し揉むようにして撫でます。
撫でる場所はまず腹部を6~7分、丹田とみぞおちを入念に行い、その後、背、肩、腰、尻まで全部 で10分程度行います。
最後に局所、例えば肝炎なら肝臓部の腹部と背部に行います。

金地院療法の図
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枇杷の葉を直接患部に貼る方法

臨済宗の寺、金地院(こんちいん:静岡県引佐郡細江町)で河野大圭(こうのたいけい)師が行った療法でこれにより難病に苦しむ20万人以上の人々が救われたと言われています。
緑の濃い厚手の生葉の光沢のある表面を焦げない程度に火であぶり、2枚合わせて両手で10回ほど 擦り合わせ、これを1枚ずつ両手に持って熱いうちに皮膚に直接密着させ、押し揉むようにして撫でます。
撫でる場所はまず腹部を6~7分、丹田とみぞおちを入念に行い、その後、背、肩、腰、尻まで全部 で10分程度行います。
最後に局所、例えば肝炎なら肝臓部の腹部と背部に行います。

金地院療法の図
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ビワの葉エキスの温灸 もぐさ式温灸器

特殊な器具(もぐさ式温灸器)の先端部にビワの葉エキスを染み込ませ、棒もぐさを使って行います。 これは熊本県の島田修先生らが普及されている方法で、これも大変効果的です。ビワの葉エキスを使用 するため、特に身近にビワの葉のない地域の人々は重宝します。
ただ、もぐさを使うので煙やにおいが強く、火の取扱や灰の処理でも苦労します。

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ビワの葉エキスの温灸 もぐさ式温灸器

遠赤外線の熱でビワの葉エキスを蒸気化して皮膚を温めます。遠赤外線は他の熱源に比べて深達力が強く、皮膚表面だけでなく身体を芯から温めることが期待できます。市販されている遠赤外線式温灸器は医療機器としての認証を受けており、具体的な効能効果と
しては

  • 疲労回復
  • 血行を良くする
  • 筋肉のこりをほぐす
  • 筋肉の疲れをとる
  • 神経痛・筋肉痛の緩和
  • 胃腸の働きを活発にする

が挙げられています。 この温灸器を実際に肌に当ててみると、最初はふんわりと温かいのですが15秒ほどでギュッと熱感が 増し、とても気持ちの良いものです。 もぐさを使わないので毎日続けても安価に済むこと、灰や火の粉が飛ばず安全であること、などの利点 もあります。このため、自宅やマンションはもちろんのこと、ホテルや病院などでも安心して使用する ことができます。

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枇杷葉湯 びわようとうビワの葉茶

ビワの葉を煎じて飲む方法です。 昔から夏負けや暑気あたり、食中毒や大腸カタルの予防の保健薬として愛飲されてきました。
胃腸の弱い人、咳・痰切り、慢性気管支炎などに良いとされ、尿の出が悪くむくみのある場合には利尿 作用を発揮します。
また、濃く煮出した煎じ汁は切り傷、虫刺され、アトピー性皮膚炎、かぶれ、やけど、日焼けに良いと されます。まったくクセのない味で、誰にでも抵抗なく飲めます。

枇杷葉湯の作りかたの図
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ビワの葉風呂

ビワの葉を煮出し、煮出し湯をその葉と一緒に風呂に入れます。
温泉に入った時のように身体の芯から温まり、湯冷めしにくいので冷え症の人にお勧めです。
肌がすべすべになり、アトピーなどの皮膚病や皮膚トラブルの人に良いとされます。
最近では、家庭でも簡単にビワの葉風呂が楽しめる入浴剤も市販されています。

枇杷葉湯の作りかたの図